つかれた男・おまけ

「1」オールキャラ  ゲーム本編・第6章〜背景

明るく成仏した彼は、上へ上へと昇っていった。

ふと気がつくと、そこは星々の光のただ中。
無限に広がる大宇宙が、彼の前に広がっている。

「あ、道を間違えたかな。
このまま行くと天界に着いちゃう。
軌道修正〜っと!」

しかし向きを変えた拍子に、何かにぶつかった。

ごちっ!! めきっ!! ばきっ!!

「痛っ!! 何でこんな所に固いものが……。
ああ、天界と地上の境界線か。
目立たないから気づかなかったよ」

その時、境界線の間から星がこぼれ落ちた。















*
*
*
*



「うわあ……きれいだなあ………。
…………ん? 星は境界線の切れ目から落ちていったような……。
もしかして、ぶつかった時に壊しちゃった……?
わわわっ、どうしよーーーー」

彼は上を見て、下を見て、ぐるぐると周囲を見た。

「で、でも、切れ目がここだけなら大丈夫だよね。
きっと天界の誰かが気づいて直すだろうし。
じゃ、気を取り直して西方浄土に出発〜〜〜〜」

彼は今度こそ、無事に浄土方向へと飛んでいった。



しかし、境界線の破れ目は誰にも修理されることなく残り
やがて天界から地上へ、様々なものが落ちていくことになる。






つかれた男・本編 [小説・泰明へ] [小説トップへ]


今年は七夕合わせで更新ができなかったので、
おまけで泰明さんの「落ちてくる」シリーズ?にリンクさせてみました。
うちわうけ、な話ではあるのですが、
ちょこっと楽しんでもらえればうれしいです。

※ 「落ちてくる」最初のお話は こちらからどうぞ。

2016.7.08 筆