「1」オールキャラ ゲーム本編・第6章〜背景
明るく成仏した彼は、上へ上へと昇っていった。
ふと気がつくと、そこは星々の光のただ中。
無限に広がる大宇宙が、彼の前に広がっている。
「あ、道を間違えたかな。
このまま行くと天界に着いちゃう。
軌道修正〜っと!」
しかし向きを変えた拍子に、何かにぶつかった。
ごちっ!! めきっ!! ばきっ!!
「痛っ!! 何でこんな所に固いものが……。
ああ、天界と地上の境界線か。
目立たないから気づかなかったよ」
その時、境界線の間から星がこぼれ落ちた。
き
ら
き
ら
き
ら
き
ら
き
ら
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「うわあ……きれいだなあ………。
…………ん? 星は境界線の切れ目から落ちていったような……。
もしかして、ぶつかった時に壊しちゃった……?
わわわっ、どうしよーーーー」
彼は上を見て、下を見て、ぐるぐると周囲を見た。
「で、でも、切れ目がここだけなら大丈夫だよね。
きっと天界の誰かが気づいて直すだろうし。
じゃ、気を取り直して西方浄土に出発〜〜〜〜」
彼は今度こそ、無事に浄土方向へと飛んでいった。
しかし、境界線の破れ目は誰にも修理されることなく残り
やがて天界から地上へ、様々なものが落ちていくことになる。
つかれた男・本編
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今年は七夕合わせで更新ができなかったので、
おまけで泰明さんの「落ちてくる」シリーズ?にリンクさせてみました。
うちわうけ、な話ではあるのですが、
ちょこっと楽しんでもらえればうれしいです。
※ 「落ちてくる」最初のお話は
こちらからどうぞ。
2016.7.08 筆