あとがきって、全編終了してから書くものなんですよね。
でも、何しろ長編ですから、最後まで読んで頂けるか、
それよりも書ききれるがどうかさえ、予測も付きませんので、
終わってからでは遅いかなと思うことを、
こっそり隠し部屋にて呟きます。
まず、筆力不足の私が何をホザく・・・と自分でも恥ずかしくなること必至な
のですが、
この物語を書くにあたって決めていることが2つあります。
1つは、リズヴァーンをはじめとして
ゲーム本編に登場するキャラクターのイメージに
できるだけ沿うようにすることです。
各キャラに抱くイメージは人により、また、思い入れの深浅により様々
でしょう。
けれど、読んだ方が違和感を持つほどに変えてしまうことは
しないように、と思っています。
読んでみて、これってキャラが違うんじゃない?と思われることもあるかと存じますが、
目一杯頑張ってますので、笑って読み流して下さるとうれしいです。
しっかりとご指摘頂けると、もっとうれしいです。
もう1つは、できるだけオリジナルのキャラを少なくする、
ということです。
雑魚A、咬ませ犬B、通行人C、貴族D、武士E
・・・部下G・・・など、最低限必要な脇役は別として・・・。
オリ・キャラは自分自身の思い入れが強くなりそうですので、
気をつけなければ、と思っています。
例えば、朔を慕う梶原党の若武者とか、
10代の頃のリズに恋心を抱いた少女とかが、
しきりに出してくれ、とせがむのですが、あれやこれやを考えるとまだ答えが出せません。
リズと望美の話の間に、天狗の回想という形で
「遙か2」の泰継恋愛イベントを絡ませてみましたが、
ご覧の通り、泰継の描写には力が入りまくりです(苦笑)。
趣味の部分も(大いに)ありますが、北山の天狗さんと共に、
次章への布石のつもりです。