果て遠き道

第2章 遠雷 あとがき



今回も変な隠し方でしたね。
不自然さでバレバレというか(笑)

バレバレといえば、この章で起きる事件の背後にいる存在も、
誰なのかは見え見え・・・・(苦笑)。
とはいえ、それは覚悟の上のこと。
物語の展開として面白いものになりますよう、がんばっていきたいと思っています。
なお、これは最後の闘いの相手ではありません。為念。

譲くんがピンチのままで章を終わってしまうのが、
ちょっとかわいそうかな、と思っています。
けれど、捕われの身となっても徒手空拳で敵に対抗する様子、
カッコよく描いたつもりなのですが、いかがでしたでしょうか?

嵐山に現れた二人は、もう誰なのかはおわかりのことと。
もう一人、同陣営から強力なお方も出演頂こうかと思ったのですが、
下手に登場させようものなら、話を食いまくり、最後には
神子をかっさらって行きかねない・・・・(汗)ので、
己の筆力の限界を鑑みて、今回はご遠慮願いました。

そんなこんなで次々と事件が起こり、次第に追いつめられていく、
という筋立てがメインになっているために、リズの過去話や
望美とのラブラブっぷりが背景に追いやられてしまっていますが、
次章から少しずつ復活することと思います。
あまり色気の無いのも、一緒に暮らしていた二人としてはどうかと思い、
最終話では少し、仲よくする機会を設けてみましたが・・・・。

具体的なところは、神子様方のご想像にお任せ致します(笑)が
真宮としては、××が×××なだけに、きっと××だったと。

ここまで来ますと、あっちこっちにバラ撒いていた伏線を、
そろそろ拾い始めなくてはなりません。
取りこぼしがないように、これまでの章を再読しながら次章の構成を
考えているのですが・・・・・。
アップ直後ののぼせた頭ではよくわからなかった欠点が、
冷えた頭で見直してみると、いろいろとわかり、冷や汗だっくだくです。
こうなったら、こっそり書き直してやる!!この後、ちょこちょこと
潔くない手直しが前章に入るかもしれませんが、筋立てを大きく変えるようなことはしません。

次章「暗鬼」も、お楽しみ頂けるよう頑張っていきますので、よろしくお願いします。


第2章 遠雷

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